あなたと誰かの“こころ”を足して、つなぎあう
検索
「ルワンダ」と聞いて、民族対立や虐殺を思い浮かべる人は多い。なぜ、隣人同士が殺し合うような悲劇は起きたのか――。ルワンダに育ち、内戦を経験した永遠瑠マリールイズさんは、教育の欠如が問題と話す。祖国から遠く離れた日本の地で、「教育」をとおして祖国と世界の未来を考えるマリールイズさん…続きを読む
「病は気から」といいますが、世の中には「良い気」から起こる病もあるのをご存知でしょうか? それが、最近密かに感染を広めている病……「信仰病」です。「え!? そんな病気、聞いたことないわ!」という方、失礼しました。実はこの「信仰病」、何を隠そう私、露の団姫の命名なのです。過日、本誌…続きを読む
日本の伝統工芸や文化が世界から高い評価を受けている。織物、木工、漆器、和紙……。熟練の職人技もさることながら、脈々と受け継がれる職人魂に感動する外国人は多いという。一方、継ぎ手不足で消えゆく伝統も少なくない。 そんななか、日本の南海に浮かぶ奄美大島で、千三百年の歴史をもつ伝統工芸…続きを読む
自費出版した絵本『みち』が話題を呼び、注目を集める画家の阿部海太さん。瑞々しくも、あたたかなタッチで描かれる幻想的な油絵は、見る者の心を惹きつける。今年5月、初の書き下ろし絵本『みずのこどもたち』を出版。作品のテーマや創作にかける思いをうかがった。 【プロフィル】 阿部海太(あべ…続きを読む
夏本番。毎年この時期になると、全国各地で、ご先祖さまをお迎えする「お盆」の行事が行なわれます。 地域によっては七月(新暦)の所もあれば、八月(旧暦)の所もありますが、一体どんな由縁(ゆえん)で始まったのでしょうか? その昔、お釈迦さまのお弟子さんの一人に「目連(もくれん)」という…続きを読む
一、朝のあいさつをする子に 二、「ハイ」とはっきり返事のできる子に 三、席を立ったら必ず椅子(いす)を入れ、履物を脱いだら必ずそろえる子に──。「しつけの三原則」で、なじみ深いこの言葉は、稀代(きたい)の教育哲学者・森信三(もりしんぞう)師が提唱したものだ。森師から直接教えを受け…続きを読む
先日、気心の知れたお坊さん10人ほどで会食をする機会がありました。あれやこれやと近況を報告しながら食事を楽しみ、気が付けば、話題は「うちのすごい檀家さん」になっていました。といっても大企業の社長さんや著名人ではありません。信仰に熱心でお坊さんも頭が下がるような檀家さんや、一風変わ…続きを読む
早いもので、私の連載も最終回となりました。介護現場では日々、多くの問題が生じています。社会制度全体が変革しない限り、根本的な解決にはいたらないのが現状です。その一方、環境や条件は限られていますが、私たち一人ひとりが介護に対して備えていくことが重要です。 昨年末に静岡県の介護施設で…続きを読む
このほど、「第54回なにわ藝術祭」の落語部門の新人賞を選ぶ「新進落語家競演会」に出演させてもらいました。 当日、まずは順番決めの抽選会がありました。数字が書かれたボールをそれぞれ引いていき、「1」を引いた人から好きな出番順を選べます。出番順は「1」~「5」、中入り(休憩)、「6」…続きを読む