あなたと誰かの“こころ”を足して、つなぎあう
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仏さまの教えを頂いて、どういうことを日常生活の中で心がければ良いのかといいますと、言葉遣いがとても大事なことのように思います。 お釈迦さまは、何もない時は瞑想(めいそう)にふけり、静かにしておられました。黙っておられたことも、とても多いそうであります。私たちは日ごろ、よく不平不満…続きを読む
「ルワンダ」と聞いて、民族対立や虐殺を思い浮かべる人は多い。なぜ、隣人同士が殺し合うような悲劇は起きたのか――。ルワンダに育ち、内戦を経験した永遠瑠マリールイズさんは、教育の欠如が問題と話す。祖国から遠く離れた日本の地で、「教育」をとおして祖国と世界の未来を考えるマリールイズさん…続きを読む
夏休み、列車で出かける人も多いのではないでしょうか。車内には優先席がありますが、優先席は本当に必要なのかと思うのです。 2007年以前、阪急電鉄は全席を優先席としていましたが、結局廃止になり、各車両に「優先座席」を設置することになりました。乗客同士の譲り合いの精神に期待した試みで…続きを読む
「病は気から」といいますが、世の中には「良い気」から起こる病もあるのをご存知でしょうか? それが、最近密かに感染を広めている病……「信仰病」です。「え!? そんな病気、聞いたことないわ!」という方、失礼しました。実はこの「信仰病」、何を隠そう私、露の団姫の命名なのです。過日、本誌…続きを読む
日本の伝統工芸や文化が世界から高い評価を受けている。織物、木工、漆器、和紙……。熟練の職人技もさることながら、脈々と受け継がれる職人魂に感動する外国人は多いという。一方、継ぎ手不足で消えゆく伝統も少なくない。 そんななか、日本の南海に浮かぶ奄美大島で、千三百年の歴史をもつ伝統工芸…続きを読む
人は、自分の人生を、自分の思いによってつくっていると考えますから、悩み苦しみも多くなるのです。自分の思いではなく、神仏や周りの人々のお陰で成り立っていると教えるのが、縁起の道理です。 その意味で周りを見てみますと、私たちは、ただ感謝をするしかありません。ごく当たり前のことに目を向…続きを読む
先日、父の日に開催された立正佼成会四国支教区の「志国(しこく)ダーナの日」に、講師としてお招きいただきました。壮年さん方、約400人を対象にした研修会です。〈男性ばかり400人? どんな雰囲気やろ?〉と思っておりましたが、始まってみてビックリ! みなさんのもつパワフルさは青年その…続きを読む
八万四千の法門とも言われる多くの教えの中で、佼成会ではあまり聞かれない教えの一つとして「四摂法(ししようぼう)」があります。「四摂法」とは、菩薩が毎日行うことという意味があり、その一つ目に「布施」が説かれております。 「六波羅蜜(ろくはらみつ」)」の最初に教えられているのも「布施…続きを読む
二年前の夏、沖縄へ家族旅行に出かけた際、美しい海で泳ぐ機会がありました。夫も旅行中で浮かれていたのか、私の水着姿を見て、「海で泳ぐ団姫(まるこ)さん。これがホンマの海坊主ですね」と洒落(しゃれ)を言ってきたので、仕返し……いえ、お返しに、夫のツルツルのオデコに海藻をのせてあげまし…続きを読む