いのちを尊ぶ社会をめざしてIV

2025年、日本は国民の4人に1人が75歳以上という超高齢社会を迎えるといわれています。介護職の担い手不足、老老介護、介護離職などの問題が顕在化するなか、”介護”の現状を各分野の専門家から学び、だれもが尊厳をもって生きられる社会の実現に向けた提言をいただきます。

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いのちを尊ぶ社会をめざしてIV

介護施設の現状と選び方 結城康博(社会福祉学者)

昨今、高齢者虐待の実態が明るみになっています。介護士による暴力、暴言、介護放棄など、素人でも考えられないような事件が起きています。厚生労働省の資料によれば、公式に虐待と判断された介護施設における事例は、2006年度の54件に比べ、2014年度は300件と、約6倍に達しています。こ…続きを読む

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いのちを尊ぶ社会をめざしてIV

介護離職と家族介護の限界 結城康博(社会福祉学者)

独り暮らしの高齢者や老夫婦世帯が増加傾向にあるなかで、家族で介護を行なっている方が多いという実態があります。 厚生労働省の資料によると、家族との同居別居を問わず、働きながら何らかの形で介護に携わっている人、同居して専業で介護をしている人は約683万人にのぼり、そのうち男性が約4割…続きを読む

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そもそも介護問題とは何か? 結城康博(社会福祉学者)

ここ数年、マスメディアを通じて「介護」という言葉を見聞きしない日はありません。「認知症になったらどうする?」「親の介護にいくらかかるか?」「介護は突如としてやってくる」「悲惨な介護殺人」……。 実際、心身ともに元気であっても六十から七十代の方は、自分の介護について切実に考えずには…続きを読む

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