急がず、休まず

道を歩いているとき、石につまずいたとします。その反応の仕方はそれぞれです。自分がうかつであったと反省する人、石に腹を立てる人、石をそこに置いた人間を恨む人・・・・・。一つ一つの出来事をどう受け取るかによって、人生は良い意味でも、悪い意味でも大きく変わるといわれます。物事をどのような目線で見ていくことが大事なのか。庭野日鑛・立正佼成会会長による智慧と慈悲のメッセージを贈ります。

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急がず、休まず

軽蔑しない、怒らない

身内というものは非常に近しい間柄ですから、何でも言い合うことができます。つい感情的になり、怒りを込めた言葉を発してしまうこともあります。しかし、怒ったあとに、「ああよかった」と思う人はいないと思います。怒ってしまってから「ああ失敗した。怒らなければよかった」となるのが、人間の心で…続きを読む

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急がず、休まず

人生のたった一つの大事

法華経には、私たちがこの世に生まれてきた一大事、一番大きなことは何かということが説かれています。それは、仏知見を開くこと。このたった一つなんだ、とのことであります。 仏知見とは、私たちの言葉に直せば、智慧であり、私が常に申し上げております真理ということです。真理を認識することが、…続きを読む

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急がず、休まず

根本の原因に気づく

私たちの目は外を向いておりますから、どうしても外のことの方がよく見えます。一方、仏さまは、あまり目をパッチリと開けておられないそうです。半眼といって、半分は外を見なければいけないのですが、半分は自分の内面、心を見つめられています。 私たちは、外ばかりを見て、なかなか内を見ません。…続きを読む

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急がず、休まず

ほんとうの「内省」

つい私たちは、無常とか、無我という釈尊の一番根幹の教え、法、真理を忘れてしまいがちです。私は、内省の大切さについてよく申し上げていますが、「苦悩しているのはなぜか」ということを見つめるだけが内省ではありません。「私たちが釈尊の一番根幹である教えを忘れていた」。このことに気づくこと…続きを読む

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急がず、休まず

100回の「ありがとう」

先ほどのお説法によりますと、ある教会では、「ありがとう」という言葉を一日に100回言えるよう精進されているということです。100回、というのは大したものです。 いまある自分のいのちを振り返りますと、私たちは、本当にもったいない、かたじけない、有り難い、という思いがいたします。「あ…続きを読む

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急がず、休まず

合掌礼拝がある限り

私たちは、悲惨な世の中、暗い世の中になることを望んではいません。では、どうすればいいのか。まず、私たち一人ひとりが自らのいのちの不思議に目覚めることが大切です。 法華経に出てくる常不軽菩薩は、ただひたすら、すべてを合掌礼拝されました。菩薩は自らのいのちの不思議に気づかれたからこそ…続きを読む

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急がず、休まず

いま、ここで、自分が

仏教とは、「いま、ここで、自分が」救われる教えであり、お釈迦さまは、二千五百年前のインドではなく、私たちが救われるところにいらっしゃいます。自らのいのちの不思議に、いま、ここで、自分が目覚め、本当の救われを感じて生きることができたならば、お釈迦さまは、そこに生きておられるというこ…続きを読む

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急がず、休まず

違いを認め、生きる

大乗仏教では「一仏乗」ということが説かれておりますが、なかでも特に法華経では「一乗」の教えが強調されており、「法華経は一乗の教えである」ともいわれます。仏さまは「皆一つのいのちを生きている」と絶対的な世界を示し、そこに私たちを導いてくださいます。それが「一乗」の教えであり、真実の…続きを読む

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急がず、休まず

思い上がりに気づく

私たちは自分と他人とを差別して、この人とは性格が合わない、あの人がやっていることは分からない、とどんどん違うところばかりに目をつけ、人の欠点をあげつらうことがあります。しかし、自らのいのちの不思議、尊厳に目覚めることによって、「あの人はあの人で非常にいい特色がある」というふうに見…続きを読む

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急がず、休まず

毎日毎日が習慣づくり

木村和夫さんの「習慣」という詩がございます。若い先生方に、ベテランの先生が教えられたもののようです。 『毎日毎日が習慣づくり  勉強をサボるという習慣  勉強を真剣にやるという習慣  本を読まないという習慣  本を読むという習慣  字を乱雑に書くという習慣  字を丁寧に書くという…続きを読む

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