急がず、休まず

道を歩いているとき、石につまずいたとします。その反応の仕方はそれぞれです。自分がうかつであったと反省する人、石に腹を立てる人、石をそこに置いた人間を恨む人・・・・・。一つ一つの出来事をどう受け取るかによって、人生は良い意味でも、悪い意味でも大きく変わるといわれます。物事をどのような目線で見ていくことが大事なのか。庭野日鑛・立正佼成会会長による智慧と慈悲のメッセージを贈ります。

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急がず、休まず

向上には敬う心が不可欠

仏性を開顕する、人格を完成する、そのもとになるのは「敬う」という心です。 「敬う」とは、「謙虚」と同じように、自分を空しくして、相手の全てを受け入れ、吸収しようとする態度であります。ですから、真に徹底した「敬い」は、私たちのいのちの最も強い働きであり、誰でも持っているものです。 …続きを読む

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急がず、休まず

自業自得の法を説いている

転法輪には、いろいろな意味があり、仏さまだけが転法輪、法を説いているのではないということであります。仏さまは悟られた上で、私たち衆生に分かりやすく法を説いてくださっているわけですが、実は、私たちも、知らないままに法を説いていると教えて頂いております。 お酒を飲み過ぎると、肝臓が悪…続きを読む

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急がず、休まず

人を変えようとしても難しい

仏さまの教えの一番有り難いことは、人や世の中をどうこうする前に、自分が変わる、自分を変えていく大切さを示してくださっていることです。 人を変えようとしても、世の中を変えようとしても、そう簡単に変わることはありません。夫婦の間でも、親子の間でも同様です。私の場合ですと、妻を変えよう…続きを読む

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急がず、休まず

ゼロの立場に立つ

人間の世界は、どうしても情が強く、好きだとか嫌いだとか、善い・悪いとか、そういう余計な心も発達しました。しかし、宇宙的に考えますと、全ては善でもない、悪でもない。仏教では「三性の理」と言うのでしょうか、無記であって、善でもない、悪でもない。言ってみれば、ゼロ、中立の働きとして、全…続きを読む

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急がず、休まず

「法に帰依する」の「法」とは

三帰依文は、華厳経の偈文、詩の形で説かれた教えの一部であり、それが流布して、各宗派で用いられています。 私たちは仏に帰依し、法に帰依し、僧に帰依する。これは基本です。私が興味を持つのは、三帰依文の中でも、法に帰依するという個所で、とても意味が深いのです。 どういうことかと申します…続きを読む

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急がず、休まず

「他」があって「自」がある

縁起の理に従って、他人と自分との関係を、どのように捉え、どのように生きたらよいかを考えてみたいと思います。 仏教では、無量、無数、とても多くの縁、他の力によって、いま、ここに、自分が存在していると見ています。縁起の理の定義、すなわち「AあればBあり。AなければBなし」に従えば、「…続きを読む

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急がず、休まず

きちんと実践してこそ

私たちは、世の中の出来事を、自分の見方で、あれは悪い、これは良い、と批評、論評するわけですが、そうではなく、自分自身がどのような人間になるかを決意していくことが実践であるということです。 例えば、散歩などをすると、道端に缶が落ちている、捨ててあることがあります。たばこを吸う人が途…続きを読む

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急がず、休まず

肉体の死、存在の死

人間の死には、二つの種類の死があると言われています。一つは、肉体の死です。誰でも肉体は死ぬのですから、これは止められません。 もう一つは、存在の死ということであります。お釈迦さまが悟りを開かれ、説法されてから2500年を経ても、こうして涅槃会を行っているわけですから、お釈迦さまの…続きを読む

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急がず、休まず

人間最高の生き方

スッタニパータの中に、こう説かれています。 『人間の最高の富は何か。何を行ずることが安らぎとなるか。味わいの中で、何が一番おいしいか。どのように生きることが最高の生き方か』という疑問に対して、お釈迦さまは、『信が人間の最高の富である。ダンマ(法)が行ぜられることが安らぎとなる。真…続きを読む

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急がず、休まず

渋と甘みは表裏一体

「渋柿の 渋がそのまま 甘さかな」という句があります。食糧難の時代、私なども田舎で柿がなっていると、石を投げて落として食べたものです。すると、渋柿に当たることがあるのです。 しかし、この渋柿も醂したり、干し柿にすると甘くなります。渋柿のタンニンが太陽の光に当たると甘くなるのでしょ…続きを読む

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