急がず、休まず

道を歩いているとき、石につまずいたとします。その反応の仕方はそれぞれです。自分がうかつであったと反省する人、石に腹を立てる人、石をそこに置いた人間を恨む人・・・・・。一つ一つの出来事をどう受け取るかによって、人生は良い意味でも、悪い意味でも大きく変わるといわれます。物事をどのような目線で見ていくことが大事なのか。庭野日鑛・立正佼成会会長による智慧と慈悲のメッセージを贈ります。

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急がず、休まず

蓮華の如く生きる

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蓮の花は、泥水の中から立ち上がってきます。あまりきれいな水、真水では立ち上がってこられない、どうしても泥が必要だということです。泥とは、人生になぞらえれば、つらいこと、悲しいこと、大変なことを意味しています。そして花は、まさに人生の中で花を咲かせることであります。
皆さまもご承知のように、蓮の花が開くと、そこには実もついています。花の中に実があるのは、悟りということを意味しています。つらく、悲しい思いがなければ、人間は悟ることがない。このことをお釈迦さまは教えてくださっているのです。
私たちが法華経に帰依して、信じ、行じていくということは、まず私たちが、蓮の花の如く、そうした人間になっていくということです。さらには、わが家庭、職場、郷土、あるいはわが国日本、そして世界、万国を、蓮の花のような美しい世界にしていこうと、努力していくことが、法華経を信じ、行ずる者の姿であります。

『佼成新聞』(佼成出版社)より


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