急がず、休まず

道を歩いているとき、石につまずいたとします。その反応の仕方はそれぞれです。自分がうかつであったと反省する人、石に腹を立てる人、石をそこに置いた人間を恨む人・・・・・。一つ一つの出来事をどう受け取るかによって、人生は良い意味でも、悪い意味でも大きく変わるといわれます。物事をどのような目線で見ていくことが大事なのか。庭野日鑛・立正佼成会会長による智慧と慈悲のメッセージを贈ります。

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急がず、休まず

「習学」には実践が大事

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とかく私たちは、教会長さんのご指導を頂かなければならない、あるいは支部長さんのご指導を頂かなければならないと考えます。一つの手段、方便によって、だんだんと個々人が人格を高めていくのですから、そうしたプロセスは大事なことに違いありません。しかし最後は、一人ひとりが自灯明になり、法灯明になって生きていくことが、仏さまの願いです。
 そして、多くの方々にご法をお伝えして、世の中が明るくなるように、平和になるようにという願いを持って精進をさせて頂くことが、菩薩行であります。
 その意味で、私たちがご法を学ぶ、「習学」するということは、ただ知るというだけではなく、それを自分の日常生活の中で実践するところに結びつけることによって、初めて教えが、在家仏教徒としての生活に生きてくるわけです。研修などを通して、いろいろと学ぶことはできますけれども、結局、集約されるところは、日常生活で実践することが大事であるということです。

『佼成新聞』(佼成出版社)より


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