急がず、休まず

道を歩いているとき、石につまずいたとします。その反応の仕方はそれぞれです。自分がうかつであったと反省する人、石に腹を立てる人、石をそこに置いた人間を恨む人・・・・・。一つ一つの出来事をどう受け取るかによって、人生は良い意味でも、悪い意味でも大きく変わるといわれます。物事をどのような目線で見ていくことが大事なのか。庭野日鑛・立正佼成会会長による智慧と慈悲のメッセージを贈ります。

検索


急がず、休まず

皆、仏さまの御いのち

  • 信仰
  • 宗教

法華経に「三界は皆是れ我が有なり」という仏さまのお説法があります。この世界、つまり山も川も、木も草も、また私たち人間も、皆仏さまの体であるということです。ですから私たちも仏さまの御いのち、仏さまの体を頂いていると言うことができます。
たとえば、木造の仏像を見れば、一般的には木で仏さまをつくったと考えます。しかし、仏さまは、「三界(さんがい)は皆是(こ)れ我が有(う)なり」と言われるのですから、木も、いわば仏さまの体ということになります。その意味では、仏をもって仏の体をつくったとも言えるのです。
このように受け取るのが、私たちの信仰です。私たちも仏の御いのち。ご本尊さま、仏像も仏の御いのち。ご本尊さまと、その前にいる私たちは、同じく等しい御いのち同士が、合掌し合っているということです。

『佼成新聞』(佼成出版社)より


この記事を誰かに伝えたいですか?