急がず、休まず

道を歩いているとき、石につまずいたとします。その反応の仕方はそれぞれです。自分がうかつであったと反省する人、石に腹を立てる人、石をそこに置いた人間を恨む人・・・・・。一つ一つの出来事をどう受け取るかによって、人生は良い意味でも、悪い意味でも大きく変わるといわれます。物事をどのような目線で見ていくことが大事なのか。庭野日鑛・立正佼成会会長による智慧と慈悲のメッセージを贈ります。

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急がず、休まず

安楽な日々を送るには

  • 苦悩
  • 信仰
  • 宗教

私たちは、ある時は分かったような感じになるのですが、またしても悩みが出てくると申しますか、そういう繰り返しをしています。悟って、また迷い、苦悩し、それを繰り返していくというようなことが、往々にしてあります。
やはり私たちは、常に仏さまの教えに帰り、いま自分の心がどこに行っているか、自分を忘れてはいないかを常に振り返る精進を、日々、繰り返していくことが、とても大事であると思います。
そのように仏さまの教えに基づいた精進ができれば、禅の世界の言葉に「日日是好日」とありますが、とても安らかで楽しい日々を送ることができると教えられています。
私たちの心が本当に定まらないと、お不動さまのように何があっても動じないという心にはなれません。しかし、仏さまの教えをしっかり会得(えとく)することによって、私たちも、お不動さまのようになることができる、物事に動じない人間になることができる、そういう教えがたくさんあるわけであります。

『佼成新聞』(佼成出版社)より


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