急がず、休まず

道を歩いているとき、石につまずいたとします。その反応の仕方はそれぞれです。自分がうかつであったと反省する人、石に腹を立てる人、石をそこに置いた人間を恨む人・・・・・。一つ一つの出来事をどう受け取るかによって、人生は良い意味でも、悪い意味でも大きく変わるといわれます。物事をどのような目線で見ていくことが大事なのか。庭野日鑛・立正佼成会会長による智慧と慈悲のメッセージを贈ります。

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急がず、休まず

元素の世界から見た真理

  • 死
  • 宗教

私たちの体は全部、宇宙でできた元素によって構成されています。それは、ビッグバン直後に生まれたと言われる水素原子が、長い時間をかけて変化し、私たちの体の中にもそうしたものがあるということであります。私たちの体は、宇宙のひとかけらと言えるのです。
同じ元素でできていても、そのまとまり方によってA君であったり、Bさんであったりと、個々に違っています。そして、いまは生きていても、死んでしまったら、また大地に戻っていくということでありましょう。大地に戻ったら、ひょっとすると、春に桜の花を咲かせるかもしれません。
みな縁起で結ばれ、いつも変化している。お釈迦さまが諸行無常と説かれておりますが、そうした真理・法がすべてのことに当てはまっているのです。

『佼成新聞』(佼成出版社)より


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