急がず、休まず

道を歩いているとき、石につまずいたとします。その反応の仕方はそれぞれです。自分がうかつであったと反省する人、石に腹を立てる人、石をそこに置いた人間を恨む人・・・・・。一つ一つの出来事をどう受け取るかによって、人生は良い意味でも、悪い意味でも大きく変わるといわれます。物事をどのような目線で見ていくことが大事なのか。庭野日鑛・立正佼成会会長による智慧と慈悲のメッセージを贈ります。

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急がず、休まず

人生の花を咲かせよう

  • 不安
  • 葛藤
  • 信仰

蓮は、華果同時(けかどうじ)といって、花が咲くと、そこに実が同時にあります。花の中に実があるということは、「悟り」ということにほかなりません。つらく、悲しい思いがなければ、人間が悟ることはないのだということを、お釈迦さまは蓮の花の譬(たと)えによって教えてくださっています。
ですから、つらいことや悲しいことが人格を完成させるために、花を咲かせるために必要であることが分かれば、それを不幸なこと、悲劇的なことと決めつけないで、〈私はこういう体験をすることによって、人間として花を咲かせることができる〉と受けとめて、乗り越えていくことができるのです。

『佼成新聞』(佼成出版社)より


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